日本古来から愛される保存食である漬物の、日本各地で作られているものの数々をご紹介。

鹿児島・沖縄で定番パパイヤ漬け

こんばんは、こうちゃんです。

こちら、鹿児島は奄美諸島や鹿児島市内、沖縄でも愛されるパパイヤ漬けのご紹介です。

パパイヤ漬け(パパイヤづけ)は、パパイアの未熟な果肉を塩漬けした後、味噌や醤油等の調味料で味付けした漬物である。主に鹿児島県の奄美群島で作られている他、沖縄県でも作られている。パリパリした食感があり、みやげ物としても広く販売されており、鶏飯(けいはん)の薬味にもする。
パパイヤ漬けは、奄美大島では家庭で簡単に作れる漬物として親しまれている。また、近隣の喜界島、加計呂麻島、徳之島、屋久島などでも作られている。鹿児島市内にも奄美群島や沖縄県産の原料を使って漬ける業者がある。

材料のパパイアは琉球方言で「まんじゅまい」、「まんじょまい」(万寿まい)、「もっか」(木瓜)などと呼ぶが、現在の南西諸島では「パパイヤ」という呼び方が一般的である。亜熱帯気候の南西諸島は、パパイアの生育に適しており、家庭の庭でも種を撒けば2年弱で実がなるほどに成長するが、庭で熟すまで置いておくと、鳥に食べられてしまうことと、また熱帯産のものよりも甘みが少なくなりがちなため、青く未熟な状態で取って、野菜として食べることが主流となっている。

味付けは地区や家庭によっても好みがあるが、主に味噌漬け、醤油漬け、粕漬け(奈良漬け)、酢漬け、塩漬けに分けられる。生姜、鷹の爪などを加えて風味を付ける場合もある。21世紀になってキムチ風味のものも登場している。
奄美大島の漬物店では大きな塊でも売られており、食料品店やみやげもの店では薄切りしてポリ袋に密封された商品が販売されている。

漬物用としては、深い緑色で肉質が締まり、表面に傷がない果実が適している。黄緑色になってしまうと柔らか過ぎて傷みやすく、漬物には適さないが酢漬けにすることはできる。
漬かったものを取り出して、薄切りにして食べる。
米飯のおかず、茶請け、酒肴などとして直接食べるほか、奄美料理の鶏飯の薬味、炒め物の材料などとして料理に使うことも行われる。

地元で食事をする時には、定食類によくついてきて、旅行の際にも楽しめる味になっています。



こうちゃん