日本古来から愛される保存食である漬物の、日本各地で作られているものの数々をご紹介。

こってりおいしい奈良漬け

こんばんは、こうちゃんです。

今回は奈良名産のお漬物、奈良漬けをご紹介。

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奈良漬け(奈良漬、ならづけ)とは白うり、胡瓜、西瓜、生姜などの野菜を塩漬けにし、何度も新しい酒粕(さけかす)に漬け替えながらできた漬物である。

よーく漬け込むことで、野菜のシャキシャキした食感はなくなっていますが、酒粕の影響で、こってり濃厚なお漬物に仕上がっています。
若干酒の風味、酒粕の味が苦手な人には合わないかもしれませんが、
今や定番のお漬物のひとつとなり、全国的にも普通に食べられるお漬物になっています。




こうちゃん

山わさび粕漬け

こんばんは、こうちゃんです。

こちら、調味料としては全国でも食べられている、山わさびを用いたお漬物、
山わさび粕漬けです。
山わさびとは、西洋わさび、ホースラディッシュとも呼ばれ、ツーンとくる刺激的な辛さが特徴で、
北海道の名産になっています。
そんな山わさびの内、そのまま出荷できないような、規格外品などを使い、
細かく刻んで、地元で獲れるお野菜の、大根、きゅうり、にんじん、ゴボウなどと混ぜ合わせて、
酒粕で漬け込んだ濃厚なお漬物になります。

漬けても辛味はほとんど消えず、独特のツーンとくる刺激が箸を進めてくれます。
なかなか食べる機会もありませんが、北海道の物産展などで見かけたらぜひどうぞ。

こうちゃん

金婚漬

こんばんは、燃えPaPaです。

金婚漬とは、岩手県の郷土漬物で、
かりもり瓜に詰め物をし、味噌漬または醤油漬した岩手県の伝統漬物です。
中の詰め物には、大根やニンジン、ゴボウ、紫蘇など、それらを昆布で包み、くりぬいた瓜に詰めて漬物にします。
多様な野菜の旨味が堪能できる、食べ応えのある人気のご当地漬物になります。



燃えPaPa

多彩な食材のハーモニーでカレーのお供の定番福神漬け

こんばんは、こうちゃんです。

今やカレーのお供の定番漬物で、家庭でも、外食のカレーショップでも、
どこでも食べられている福神漬けのご紹介です。

定義としては、

福神漬(ふくじんづけ/ふくしんづけ)は、非発酵型の漬物の一種で、ダイコン、ナス、ナタマメ(鉈豆)、レンコン、キュウリ、シソの実、シイタケまたは白ゴマなどの7種の下漬けした野菜類を塩抜きして細かく刻み、醤油と砂糖やみりんで作った調味液で漬けたもの。「ふくじんづけ」と呼ばれる場合が多いが、「ふくしんづけ」と呼ぶ地方もある。
--wikipedia参照

ほとんどのお漬物が、一種の野菜を漬け込んで発酵させて食べるものが多い中、
この福神漬けは、7種ほどの野菜、植物を合わせて作っており、発酵もさせないタイプなので、
多様な食材の味、食感が楽しめます。
また調味料に砂糖やみりんといった、甘みを出すものを多く使うため、ほんのり甘く、
辛さがうまさになるカレーの添え物にすると、その味の対比で口の中がさっぱりとして、
いつまでもおいしく食べ続けられると、今やカレーと切っても切れないセットな添え物となっています。

もちろん福神漬けそれだけで食べてもさっぱりおいしいお漬物で、
お弁当の端に添えてもいい味わいです。



こうちゃん

ハスカップ大根漬け

こんばんは、こうちゃんです。

こちら、北海道名物のひとつである、ハスカップを用いたお漬物で、
苫小牧市の市花にもなっているハスカップで大根を漬けた、
甘味と香りの楽しい大根のお新香のようなお漬物です。
瑞々しいお漬物で、こってりした料理などと食卓に並べれば、箸休めにもちょうどよく、
食の進むよいお漬物になります。

こうちゃん

秋田独特のなた漬け

こんばんは、燃えPaPaです。

以前の記事でご紹介しました、秋田の名物漬物いぶりがっこと同じく、
秋田県の漬物で、少々知名度では後れをとりますが、長年愛されている、
なた漬けのご紹介。

なた漬け…生大根の皮をむき、刃の厚いナタで削るように切り、米麹で漬けたもの。ナタでざっくりと乱切りにすると、切り口が粗くなり、そこに麹の味がしみこむのが美味しさの素と言われている。
参考

米麹で漬け込む他、砂糖や甘酒を利用して甘く作ることもあるそうで、
冬場雪深くなる秋田で、長年愛される大根のお漬物です。
なかなか身近な売り場で見かけることは少ないですが、秋田へ訪れた際などには楽しみたい郷土漬物のひとつです。


燃えPaPa