日本古来から愛される保存食である漬物の、日本各地で作られているものの数々をご紹介。

続・漬物とは

こんばんは、こうちゃんです。

前回書きました、漬物とは、の部分に追記でして、
漬物の健康効果や、科学的に優れている部分のご紹介も。



乳酸菌による発酵は、これらの食品に酸味を主体とした味や香りの変化を与えるとともに、乳酸によって食品のpHが酸性側に偏ることで、腐敗や食中毒の原因になる他の微生物の繁殖を抑えて食品の長期保存を可能にしている。植物性乳酸菌は、野菜や豆、米や麦などの植物素材を発酵させる乳酸菌のことである。漬物や味噌、醤油、さらには酒やなれ寿司などの米の発酵食品まで、さまざまな食品に生育している。

野菜の漬物には食物繊維が豊富に含まれている。
野菜を加熱しないことで加熱に弱いビタミンCが豊富に残存する。さらに、乳酸菌がビタミンCを生成することもある。

・漬ける方法
使用する調味料や漬物床によって、例えば塩漬け、味噌漬け、糠漬け、粕漬けなどさまざまな漬け方がある。漬ける目的は、保存、風味付け、調味の3つが主たるものである。漬ける時間は、数分から数十年にも及ぶものまである。長期間にわたってつける場合には、発酵を利用する場合が多い。食卓にそのまま上る最終的な調理技法としても用いられるが、下拵えの技法としても多用される。

などなど
漬物は奥が深く、日本人の英知が詰まっている様子です。
食卓に、ついでに一品、足せる時にはお漬物をぜひ。

こうちゃん

漬物とは

こんばんは、こうちゃんです。

先日の記事で、方向変換を宣言しまして、
これから漬物ファンなブログとして生まれ変わっていこうとがんばります。

まずは第一回は、お漬物ってなんぞや?から



漬物(つけもの)とは、様々な食材を食塩、酢、酒粕などの漬け込み材料とともに漬け込み、保存性を高めるとともに熟成させ、風味を良くした食品。これらの漬け込み材料は高い浸透圧を生じたり、pHを下げたり、あるいは空気と遮断する効果を持つ。漬物の種類によっては、乳酸発酵などの発酵と、それによる保存性や食味の向上が伴う。

発酵を伴うタイプの漬物は、材料に自然に付着している乳酸菌と材料に含まれる糖類によって発酵し、保存性と風味の向上が起こるが、麹などを添加して発酵の基質となる糖類を増やしたり、そこに含まれる酵素によって風味を向上させる酵素反応を誘導することもある。一方、実際には浅漬け、千枚漬け、松前漬け、砂糖漬け等、その製造に発酵をともなわないものも多くあり、漬物すなわち発酵食品と分類することは誤りである。

漬物を漬けるには漬物樽などの容器を用いるが、重石やネジ式押え蓋等を組み込んだ各種の調理用漬物器も用いられる。

「こうこう(香々)」「おこうこう(御香々)」「こうのもの(香の物)」などともいう。香(こう)は味噌のことを指し、これらの語彙は本来は漬物一般をさす言葉だったが、関西を中心にして(現在では全国的に)もっぱら沢庵漬けをさすことも多い。また「しんこう(新香)」「おしんこう(御新香)」「おしんこ」という言葉は、かつては新鮮な野菜の色を失わない浅漬けの物を指す言葉だったが、近年ではこちらも沢庵漬けをさすことも多いのは「おこうこう」と同様である。

漬物の基礎情報として、このあたりをー。
どうぞよろしくお願いします。

こうちゃん